積み重ねるってどうやるの?

トラリピで資金はどれくらい必要?

資金の目安を知るための計算式

“500円を積み重ねる資産運用”をはじめる資金の目安として、参考にしていただきたい計算式があります。

資金の目安を知るための計算式
仕掛ける通貨ペアのレート × 1,000 × 21 ÷ 3

※各数値の意味合いは後述します。

こちらを使って、トルコリラ/円の資金を計算してみましょう。

トルコリラ/円

2015年11月6日のトルコリラ/円(終値)は42.15円、わかりやすく42円で計算すると…?
42円 × 1,000 × 21 ÷ 3 = 294,000円
トルコリラ/円でトラリピを仕掛ける資金の目安は“30万円ほど”という計算結果となりました。

次に、豪ドル/円だったらどうでしょうか。

豪ドル/円

2015年11月6日の豪ドル/円(終値)は86.74円、わかりやすく87円で計算すると…?
87円 × 1,000 × 21 ÷ 3 = 609,000円
豪ドル/円でトラリピを仕掛ける資金の目安は“60万円ほど”という計算結果となりました。

では、この計算式の「×1,000」や「×21」そして「÷3」という数字は、いったい何を表しているのでしょうか。

「×1,000」について

これは、リピートイフダンを1本あたり1,000通貨で仕掛けることを示しています。
第2章でお伝えしましたように、“500円を積み重ねる資産運用”では「1,000通貨で500円ねらい」を基本としていることに由来します。

「×21」について

これは、1,000通貨のリピートイフダンを合計で21本仕掛けることを示しています。

とは言っても、21本仕掛けなければいけないということではありません。
5本でも10本でも、任意の本数を仕掛けることが可能であり、少ないほど資金を抑えることができますが、トラリピでは一般的には本数が多いほど広い範囲をカバーできるというメリットがあります。

図:本数が多いほど広い範囲をカバーできる

1本1本の並べる間隔を広くすることで、少ない本数でも広い範囲をカバーできますが、その場合は収益性がダウンします。

図:同じ範囲で本数が少ないと収益性がダウン

なお、20本というキリのいい本数ではなく“21本”としている理由につきましては、第6章「どうやって発注するの?」にて解説しています。

「÷3」について

これは、レバレッジを3倍程度に抑えることを示しています。

レバレッジとは、資金の何倍の取引をしているのかを示す倍率のこと。

もし「÷2」で計算すれば、レバレッジを2倍程度に抑えることができますが、必要な資金は増加します。
また「÷5」としたならば、レバレッジは5倍程度まで上昇しますが、必要な資金は少なくて済む、ということです。

レバレッジが高いほど、ハイリスク・ハイリターンの取引となります。
※レバレッジにつきましては、第5章「気をつけなきゃいけないことは?」でもあらためて解説します。

“500円を積み重ねる資産運用”では、長い期間をかけて500円を積み重ねることで、結果として将来の大きな利益をねらうものであり、その実現にはリスクをなるべく抑えることが必須条件です。

そのような理由から、レバレッジは最大でも3倍程度としていただきたく、計算式にて「÷3」をご案内しています。
※冒頭の計算式は“500円を積み重ねる資産運用”を行う上での目安の金額を算出するものです。理想として「÷1」に近い資金での取引開始をご検討ください。

500円を長く積み重ねるために、目先の値動きに惑わされることなく、何よりも負けないことを念頭に置きながら、お取引に臨んでいただきたいと思います。

次章、第5章は「気をつけなきゃいけないことは?」と題しまして、いよいよトラリピのリスクについて解説します。
トラリピを実践する前に、必ずご確認ください。